昨日のおかずの残り物

将棋の棋力を上げよう

将棋の棋力を上げるために!(初心者向け)

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/529737">oldtakasu</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

また負けた……。いっこうに強くならない……。
そんな時、何をすれば良いのか?
ただ詰将棋を解く。なんとなくプロ棋士棋譜並べをしてみる。などなど、ぱっと思いつく範囲で言ったらこのような感じでしょうか?
しかし、それではなかなか棋力は上がりません。
特に、初心者の方(将棋ウォーズ3級前後の方)は詰将棋などで終盤を得意としていても、序盤に大差をつけられてしまうと簡単に負けてしまいます。
なので、ここではそんな初心者の方でも短期間で棋力の向上を図ることのできる方法を3つ紹介します!


1つ目は、定跡を覚えるということです。
将棋は序盤・中盤・終盤の大きく3つに分かれています。
この中で、定跡は覚えていさえすれば序盤を有利に進めることができます。
しかし、暗記は苦手だ、覚えるのはちょっと……、っという方もいるかもしれません。

そんな方は、何か1つだけ戦法を覚えるということをしてみてください。

まずは、居飛車振り飛車か。そのあとは棒銀や早繰り銀、四間飛車三間飛車などいろいろな戦法があるので吟味していきます。
そして、その戦法について書籍やインターネットなどを駆使して学んでいきます。
おすすめな書籍はこちら。

羽生善治の将棋序盤~中盤強くなる指し方』です。

こちらの書籍は様々な戦法が載っており、得意な戦法がない、どの戦法を使ってよいかわからない、という方にお勧めです。この書籍を読むことで、自身の気に入った戦法を見つけて、まずは、一つの戦法に一点特化してやっていきましょう。

 

 

2つ目は、簡単な詰め将棋を何度もやることです。

これは3手詰めや5手詰めといったものでいいでしょう。とにかく何度も反復してやることが大切です。一回目で出来たら◎、何回かやってできるようになったら〇など、印をつけて自身の苦手な問題だけに絞ってやるとなおよいでしょう。一日に2,3問でもよいので毎日することがおすすめです。

おすすめな詰め将棋書籍はこちら。

浅川書房バンドブックシリーズです。

こちらは、簡単な1手詰みから3,5,7手詰みと幅広くあり一問当たり数分で行うことができるので通勤や通学中の少しの時間でもできます。また、書籍自身の大きさもお手軽サイズなので持ち運びにも適している一冊です。

 

 

3つ目は、実際に将棋を指し、それの感想戦を行うことです。

もちろん、自身一人では指した手の善し悪しが判別できません。そこで登場するのがAIです。指した手についてAIに解析させ、それを見ながらどの手が悪手だったのか、どの手が最善の手だったのか、ということを把握します。そうすることで、自身の改善点が見つかり、次回以降により良い手がさせるようになるでしょう。

またこのAIは無料で利用することのできるものもありますが、本気で強くなりたい、将棋が楽しくて仕方がないという方にはこちらがおすすめです。

『激指15』

これは私も愛用しており、初心者から上級者まで幅広く活躍できるソフトです。棋譜の解析はもちろんのこと、レーティング戦、女流棋士による指導対局など数多くの機能があり、やりこみ要素も豊富です。詰将棋次の一手などの機能もあるのでぜひやってみてはいかがでしょうか。

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